お世話になっております。
2021年度、近畿大男子ラクロス部のTRリーダーを務めさせていただきました、御崎 芽衣です。
まず初めに、
日頃より近畿大学男子ラクロス部をご支援頂いているOB、OGの皆様、保護者の皆様、そして学校関係者の皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。
皆様、引き続き2022年度の近畿大学男子ラクロス部の応援をよろしくお願いいたします。
この引退ブログを回してくれた山本遥輝くん。
君にはラントレのことについて、たくさん指摘をされ、否定され続けて、私は「こいつは敵だ」と勝手に思っていました。
それでもテーピングを巻く機会がたくさんあって、コミュニケーションを取るようになってからは、「実は敵ではなかった」と思えるようになりました。
私が、“トレーナーは選手とコミュニケーションを取ることが1番の仕事”という風に考えられるようになったのは、はるかとのことがあってからです。ありがとう。
引退ブログということで、同期からは「冷徹な女」と言われていた私ですが、部活に捧げてきたこの4年間の思いをちょっとだけ感情的に書かせて頂こうと思います。
拙い文章になるとは思いますが、最後まで読んで頂ければ幸いです。
皆さんは、部活を辞めたいと思ったことがありますか？
私はあります。何度も、本当に何度もあります。
それでも4回生の引退試合まで部活を続けてこれたのは、同期のスタッフと1.2個上の先輩方のおかげです。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、入れ替え戦にまで上り詰め、最終的には今年度の目標に掲げていた“1部昇格”という夢を現実にしてくれた同期にも、本当にありがとうと伝えたいです。
4年間を振り返るという引退ブログですが、正直私は1〜3回生の記憶がほとんどありません。
覚えていることといえば、選手や、選手や、選手に怒られたり、詰められた記憶が大半を占めていて、ハッキリとした思い出はありません。
何度も本気で部活を辞めることを考えましたが、練習終わりに恒例化していた同期スタッフとのラーメン会や、しょーもない会話ばかりして過ごす同期スタッフとの日常があったから続けてこれたのだと思います。
この4年間、特に最後の1年間で改めて思いましたが、同期は宝です。
家族よりも長い時間を過ごし、部活に対する考えを真剣に語り合い、たまには本気でぶつかり合って話し合いをしてくれた、里緒、真里恵、ほんとうにありがとう。
自分でいうのもなんですが、私は人より仕事ができた方だと思います。
頭の回転も速く、飲み込みも早かったので1回生の初めの頃は、同期のスタッフに対してよくキレ散らかしていました。
そんな、普通だったらクソムカつくはずの存在である私に、「なんやかんや、めいが言ってることは正しいねんなあ」とか言って4年間も受け入れ続けてくれた同期スタッフ、本当にやばいです。本当にありがとう。
そして、そんな私は、時には先輩に対しても「私はこう思います」という感じで、意見をしていました。
こんなクソ生意気な後輩をご飯に誘ってくれたり、家に呼んでくれたり、サプライズで誕生日を祝ってくれたりしていた先輩スタッフも、本当にやばいです。そして、本当にありがとうございました。
新チーム始動時のリーダーズブログでも書きましたが、私は先輩スタッフの中でも特に渡邊 夏織さんには大変ご迷惑をおかけし、大変お世話になりました。
辞めたい辞めたいと騒いだ時には、「あんたが必要じゃよ」と諭してくれ、部活の相談から好きな人の相談まで、本当にたくさんの悩みを聞いてもらいました。
そんな夏織さんの本当に凄いところは、トレーナーとしてのテーピングやマッサージ技術はもちろん、練習に対する集中力と、部活に対して絶対に手を抜かないところでした。
私はそんな夏織さんのことを心から尊敬し、こんな先輩なりたい、この先輩を超えたいと思っていました。
新チームが始動して、自分がトレーナーリーダーになった当初、私の中ではトレーナーとしてやりたいことがたくさんありました。
ウエイトトレーニングのこと、ラントレのこと、後輩への育成、そしてまだ発展途上であるトレーナー組織の確立です。
結論から言うと、どれも成し遂げられませんでした。
引退して、4年間やりきった！とは思えますが、正直後悔もたくさんあります。
最後の1年間、改めて先輩方のこと、そして、夏織さんの偉大さに気付きました。
最上回生になり、同期のトレーナーもいなかったので、頼れるのは自分だけでした。
改めて知識をつけ直し、何度も友達の足を借りてテーピングの練習をしました。
「何かあった時に焦らず冷静に対処できるトレーナー」それが私の目標でした。
4回生になって、後輩や同期から「敏腕トレーナー」とか、「なんでもできる」と言われることが増えましたが、私はトレーナーの点で言えば中々の努力をしてきました。
だからこそ自分で自信を持ってやれていたんだと思います。
おそらく、その点だけで言うと目標を達成できたのかもしれません。
でも4回生という、後輩のことを引っ張り、後輩に対してトレーナーチームを引き継がなければいけない立場で考えると、その目標達成だけでは不十分でした。
自分のトレーナーとしての成長のことで精一杯、自分のやりたいことで精一杯、同期のことを考えることで精一杯。
そんな1年間だったからこそ、自分の未熟さと、今までお世話になってきた先輩方の偉大さに気付けました。
夏織さん、そして3世代スタッフとして仲良くしてくれた先輩方、本当に本当にありがとうございました。
最後に、後輩たちに伝えたいこと。
それは、努力をすれば必ず自分に返ってくるということです。
80弱の人数がいるこの男子ラクロス部において、努力が誰にも見られてないわけないです。
「とにかくこれだけは誰にも負けない」ってものを１つ作って、とにかく磨き続けてください。
自分の自信になって返ってくると思います。
1部という、私たちが未知な世界で、たくさん揉まれて、たくさん成長して、「さすが近大、1部のスタッフは違うな」って言われるようになってください。
以上で私の引退ブログは終わりです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次の引退ブログは、4回生随一のムードメーカーであるけんぼーこと藤田 健介くんです。
けんぼー、入れ替え戦の時の最後の、テーピングお願いしますLINEで送ってきてくれたLINE、私の中で地味に心にしみてた。4年間飲み会を盛り上げ続けてくれてありがとう。
あー、最後の引退ブログも、どんだけ盛り上げてくれるんかなあ。
4回 御崎芽衣
