2020年度近畿大学体育会ラクロス部男子キャプテンの原壮真です。
まず初めに、このような状況下の中、2020特別大会開催のためにご尽力頂いた関係者の皆様、OBG並びに近畿大学の関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
いよいよ初戦。
心動かす活動をALL KINDAI TOTAL LACROSSEで見せつけましょう!
少し、今年を振り返ってみます。
約半年前、僕達は「断固!1部昇格」という目標を失いました。コロナウイルス感染拡大による活動自粛、そして告げられたリーグ戦の中止。
約3年半追い求めた「1部昇格」に最終学年は挑戦することさえできなくて、これまでしてきたことは意味あったんかなとか、後輩の経験のために早期引退を考える時期もありました。
そんな中、気にかけてくださる先輩方からの心配のLINEや、後輩からの再開を望むLINEが数多く届きました。
正直、すごく複雑でした。
行き場の無い思いをどう処理すればいいのか。
けど僕はそのLINEに救われました。
あれだけ生意気だった僕達を見捨てず、可愛がってくれた先輩方への感謝、最後までかっこよかった先輩方と1部昇格を達成できなかった悔しさ、自分も先輩みたいにかっこよくありたい、忘れかけてた思いが蘇ってきました。
不安で仕方ないはずの後輩達が信じて待っているのに情けない姿は見せられないと思い、最後までやり切る覚悟が持てました。
学年ミーティングでみんなが引退したいと言っても全員引っさげてやり切ったろと思っていましたが、そんな必要はなかったです。
各々不安を持ちながらもみんなこのままでは終わりたくないと言ってくれて、同期を信じてやれなかった自分が情けなかったです。
けどそれがめちゃくちゃ嬉しくて、ミーティング後1人で泣いたのは夢だと信じています。笑
制限が掛かりながらも、活動の再開が許された日はめちゃくちゃ嬉しかったですし、これまでの当たり前がどれだけありがたいことだったかを身に染みて感じることができました。
若干のやりにくさはありますが、試行錯誤しながら成長できる日々にすごく充実感を覚えています。
冒頭で目標を失ったと書きましたが、今は明確に目標を持っています。
「断固!1部昇格」
この目標を達成するために今年をやり切る。
目標を達成するのが来年になっただけで、達成することに変わりはない。
それが僕達4回生が出した答えです。
僕は本当に仲間に恵まれています。
普段は恥ずかしくてあまり言えないので、この場を借りて言わせてください。
いつもありがとう。
もう少しこんなキャプテンに付き合ってください。
みんなで最高の景色を見よう!
最後まで自分らしく、熱く、勝ちにこだわる。
今年に懸ける。
今できない奴は一生できない。
さあ!燃え尽きよう!
それが自分達の残せるもの、来年の「1部昇格」に繋がると信じて。
4回 キャプテン 原 壮真