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2026

リーグ戦に向けて 齊藤 駿慶

突然ですが、皆さんは、どんな相手にも負けない自分だけの「武器」を持っていますか?





正直に言います。僕にはそんな武器はありません。




相手を置き去りにするスピードも、競り負けないフィジカルも、強引にねじ込めるショット力もない。


いわゆる決定的な「武器」は、僕には一つもありません。




でも、僕は「武器がないこと」こそが、自分の最大の武器だと思っています。



「武器がないのに、どうやって勝つねん」と思うかもしれません。




僕の答えはシンプルです。 「武器がないからこそ、相手の思考を読み、後出しジャンケンで勝つ」です。






例えば、自分より足が速い相手と戦うとき。 相手は自分のスピードに自信があるから、「どこまでも足で追いついてやろう」と考えて動きます。

なら、あえて追いつかせる。 食らいついてきたその瞬間に、相手の狙いの逆を突く。



自分にスピードがないからこそ、僕は常に相手の思考を予想し、どうやって「後出しジャンケン」を仕掛けるかだけを考えています。



自分の弱さを知っているからこそ、相手の裏をかけます。 個人の力で勝てないからこそ、後出しジャンケンで勝ち切る。


これが、武器のない僕の、最強の勝ち方です。



今、武器がないと思っているそこのあなた。

自分の弱さを受け入れ、頭を使い、相手の「裏」をかいて勝ちましょう。





そして、今年のオフェンスコンセプトである、「全員オフェンス」。

この言葉の本当の意味も、ここにあると思っています。




誰か一人の「圧倒的な武器(グー)」に頼るオフェンスは、その一人が抑え込まれたら終わりです。




一人が相手を引きつけ、相手が寄ってきた瞬間にその逆を突いて展開する。

展開された先でも、相手の守備の裏をかいて次の後出しジャンケンを仕掛ける。




誰か一人に頼るんじゃない。

相手の思考の上をいき、6人全員が連動して相手の「グー」を無力化し続ける。




これこそが、僕たちの目指す「全員オフェンス」の真髄です。




個人のスピードやフィジカルで勝てないなら、組織の構造と頭脳で勝てばいい。


華麗な1点なんていらない。


泥臭く相手の裏をかき、ベンチにいるオフェンスメンバー含め全員オフェンスで戦えばどんな相手でも勝てる。




それを、このリーグ戦を通して証明しましょう。






ここからは、各回生に向けたメッセージ


2回生

最近、2回生が6on6終わりにボードを持って、共有する姿が多く見られて、とても嬉しいです。

素晴らしい姿勢です。

例え試合に出れない時間が長くても、フィールドに出ている6人以上に思考し、その思考をフィールドに出る選手に伝え、自分の思考は正しいか確認する。

今できているこの姿勢を継続することで、試合に出た時余裕を持ってプレーすることができます。

君たちの夢の「日本一」を成し遂げるために、まずは「一部奪還」の当事者になり、リーグ戦を通して成長していこう。



3回生

サマー優勝世代。

いつまでそう言わせるんですか?そろそろ新しいタイトル掴みにいきましょう。

僕は、本気で君たちが一部の舞台で大暴れするのを楽しみにしています。実はそれが一部奪還の原動力だったりもしています。

学年も上がり、周りを見ながらプレーしないといけないのは分かります。ただ、君たちの強みはやんちゃさ、いくら負けても挑戦をやめない貪欲さにあると思います。

君たちのその貪欲なプレーで周りに火をつけて、一部奪還まで駆け上がりましょう。



4回生

リーグ戦全敗も全勝も1部降格も、2部残留も色んな経験をしてきました。

負け続けてきている世代だけど、一度も歩みを止めたことはありません。負けても、前を向いてどうすればチームが良くなるか、本気で熱量をぶつけ合える最高の同期です。この最高の同期と入替戦に勝って報われたいし、近大ラクロス部に歴史を刻みたい。

ラストイヤーもうひと暴れするよ。






最後まで読んでくださった人、ありがとうございます。


#20  齊藤駿慶






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