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2024

引退ブログ 『後悔』 政木裕次郎

こんにちは。

2024年度主務を務めさせていただいた政木裕次郎です。

まず初めに、今シーズン、近畿大学男子ラクロス部に指導や応援を通して関わってくださった、コーチの方々、OBOG並びに保護者の皆様、この場を借りてお礼申し上げます。

そして、この度は立命館大学に敗北し2部に降格してしまった事をお詫び申し上げます。


ラクロス部に入部してから非常に楽しく刺激的な4年間だったと思います。

いつも適当な行動・発言をしていましたが、引退ブログだけは真面目に書いてみようと思います。


まず、初めに感謝の言葉を伝えたいのは同期の浜崎そうた君です。


コロナ禍の中で近畿大学に入学し、数少ない対面授業の「基礎ゼミ1」で出会った颯太にラクロス部を誘われました。あの時は誘ってくれてありがとう。

そこから怒涛の4年間が始まりました。


一回生の頃は、ラクロス部の体験会に誘われて流されるままに入部しました。


そしてサマーでは流れるように敗退し、気付いたら一回生がほとんど辞めていき、残されたのは俺と慎太郎と颯太と財前になってしまいました。


当時は、ラクロス以外特にすることがなく辞める理由も無かったので退部しませんでした。(これは自分の大学生活において中々のナイス判断だったと思います)


そして航平と彪馬と小田が新たに加わりましたがウィンターでは選手の人数が足りず、合同チームでの出場となりました。


ウィンターでは合同チームで一緒だった龍谷大学のゴーリーの花村くんが上手すぎた為、ほぼ出場できませんでした。これがラクロス人生最初の挫折です。ウィンターを通して、一回生の中でただ1人何も出来ず、裕次郎少年は端っこの方で泣いていた様な気もします。(仙波さんが慰めてくれました)


そしてウィンターも流れるように敗退し、オフシーズンに入りました。ウィンターが終わり、冬の練習の中でクレイドルを覚え、やっとパスを投げれるようになりました。


そして2回生になり、上回生と一緒に練習をするようになりましたが、ずっとトップチームの練習に加わることができずサテライトで練習をしていました。


そんな自分に転機が訪れます。

ある事件が起きてしまい、グラウンドが半分しか使えなくなってしまいました。そして、グラウンドの使用面積が減ってしまった為、トップチームとサテライトが合同で練習を行うようになりました。


その時期の合同練習を通して、ニップさんに「ゆうじろう、上手くなってる」と言っていただいた事は今でも覚えています。そして、段々とトップチームの6on6やエキマンに参加できるようになりました。めちゃくちゃ嬉しかった。


そしてリーグ戦が開幕して数試合が消化された頃に新たな事件が起きました。その事件が起きた事により、神戸大学と京都大学の試合にスタメン出場する事になりました。


当時は何の責任感もなく、とりあえず楽しもうと思って試合に出ました。


そして迎えた神戸戦では自分のラクロス人生で1番ショットをセーブした試合となりました。

試合にはタコ負けしましたがめちゃくちゃ楽しかった。


しかし次の京都大学戦で二つ目の挫折を迎えます。当時、関西で最強だった京都大学ですが、調子に乗っていた裕次郎君は「余裕でセーブできるだろう」と浅はかな考えを持っていました。


1Qで8点決められました。

これも泣きました。


そして健人さんが戻ってきて2部との入れ替え戦で近大が勝利し、自分の2回生が終了しました。

3回生になりました。ここが自分のラクロス人生で一番の後悔が残る学年です。


関西最強のゴーリーの健人さんがいたこともあり、試合にも全く出れず、半分不貞腐れていた自分は鬼の就活をしていました。


壁も行かず、自主練もせず、バイトもせず、鬼の様に就活をしました。


就活をすることが悪いことではないが、あまりにもラクロスをしなかった一年であった事に後悔が残っています。


4回生になりました。3回生の時に鬼の就活をしていたこともあり、2月ごろに就活が終わっていた自分は流石にラクロスを頑張ろうと考えました。


しかし、ラクロスに費やす時間が圧倒的に少なかったと今でも後悔しています。


リーグ戦に大阪大学戦、京都大学戦、神戸大学戦にスタメンで出場させていただきましたが、自分のミスで試合に負けたと言っても過言ではありません。


試合終わる度にショットを決められ続ける自分に嫌気が差していました。


この1年間は様々な人にお世話になりましたが、特にお世話になったのは後輩ゴーリーである涼といっちゃんです。


1年間ありがとう。


この4年間を通して残った言葉は「後悔」です。あの時こうしていれば、あの時こう判断していれば、等はいま考えても遅いのです。


後悔しない為に大事な事は一瞬一瞬の判断や行動にしっかりと意味や理由を持つことが大事だと思いました。


これを読んでくれている後輩達には自分みたいに後悔を残して引退して欲しくないです。


一日の練習や一つのメニュー等、全てに自分なりの考えを持って取り組んで、最後には清々しい顔で引退してくれる事を望んでます。


同期へ

4年間ありがとうございます。同期のみんなには色々なことで沢山の迷惑をかけてしまいました。

特に彪馬には迷惑をかけました。彪馬はスカウティングのパワポ作成や振り分け、その他にも沢山の仕事をこなしていたにも関わらず、自分がしていたことと言えば誰が議事録を取るかのあみだくじの作成だけでした。ごめんなさい。

また皆んなで飲みにいきましょう。


後輩DFへ

自分は皆んなにとって尊敬される様な頼もしい先輩では無かったと思います。

でも皆んなとはなるべく沢山コミュニケーションを取ることは少し意識していました。


西くんは今年の6月からチーム状況を鑑みてロングに転向してくれました。DF陣から色々とプレー面で言われることがありましたが、今シーズンのDFで1番成長したのは西くんだと思います。西くんはあまり感情を全面に押し出すタイプではなく、皆んなに言われっぱなしになる場面があるので、来年は自分が思った事はバシッと感情ごと相手に伝えたら西くんの為にもチームの為にもなると思います。

また恋愛トークしたくなったら連絡してね。


鉄平は確実に今年のDFの要でした。鉄平は上手いので俺から言える事はあんまりありません。でも鉄平に来年頑張ってほしい事は先輩力の向上です。鉄平達の後輩にはいっちゃんとレイシという暴れ馬が2頭います。鉄平がこの2人と上手に接する事で近大DFは何段もパワーアップすると思います。


レイシは俺にとっての新人賞です。2回生ながら今シーズンの全試合でスタメン出場し、大きな怪我もなく闘い切ってくれました。レイシは来年、再来年と近大DFの大きな要になってくるので怪我なくラクロスをやってほしいです。そして、レイシの良い点でもあり来年からもっと良くなれる点でもあるのが発信力です。レイシは今シーズン中の練習でも皆んなが言いたがらない厳しい言葉をチームにかけてくれていました。厳しい言葉は諸刃の剣でチームの士気が上がる事もあれば、厳しく言いすぎると逆にチームの士気の低下にも繋がる場合もあります。自分が出来ることが何故皆んな出来ないのだろうと不思議に思い、イライラしてしまう場面が今後何度も訪れると思います。そこで自分の感情をぶつけるだけでなく、相手の立場にも立ちながら発言する事でチームの力が向上されると思います。

俺はレイシなら絶対できると思う。


涼は俺より上手いのであんま言う事ないけど、唯一あるとしたら来年はあんまりDF陣に怒らんといてあげて笑

ゴーリーをしてたらDF陣と意思疎通ができず、考えた様に守れない場面があるとイラッとする場面があるのはめちゃくちゃわかる。そこで怒りを抑え込んで冷静にDF陣と話し合ったらチームとしてよりよく守れると思います。


タカシは今年よく頑張ったと思う。怪我の影響で今年のオフシーズンはあまりラクロスできなかったと思うけど、オフシーズンは皆んなが一番成長する期間であると思うから、そこでいかにラクロスを頑張るかで未来は変わってくる。ラクロスはチームスポーツで個人技だけではどうする事もできないからチームでの守り方を意識して、沢山の練習動画を見て勉強するとより成長できると思う。



いっちゃんは俺より上手いからあんま言うことないな。普通にめちゃくちゃ上手い。怪我に気をつけてラクロスをするんだ。


森そうは沢山飯食ってくれ。


健二郎はめちゃくちゃ首太いから来年も大丈夫やと思う。



後輩OFへ

皆んなにはとても期待しています。 

憲伸の左ショット、たいちのアンダー、ヨシロウの右ショット、シュンケイのバンシュー、谷あきの左ショット、あきのぶの1on1、トキヤの激おそダッジ

また来年見れることを楽しみにしてます。


一回生へ

今年は勝利を見せることができなくてごめんなさい。君達はサマーで優勝するほど上手いから、来年から即戦力になる事は間違いありません。一回生からチーム力を底上げして、2.3回生をビビらせてあげてください。期待しています。


スタッフへ

練習にいてくれてありがとうございますと言う言葉しか出てきません。スタッフがいないと練習がまともに進行できません。いつもいつもありがとうございました。


拙い文章ではございますが最後まで読んでくださりありがとうございました。


               4回 政木裕次郎

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