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2024

入れ替え戦に向けて 中村憲人

2024年度近畿大学ラクロス部にてHCを務めさせていただいております、中村憲人です。

男子ラクロス部のOB,OG,保護者の皆様、並びに日頃より応援していただきます関係者の皆様、この場をお借りし心より感謝申し上げます。


ブログを書くのは5年ぶりで懐かしい気持ちと同時に「何を書くのが良いかな」と文を作っては消してを繰り返して今に至ります。


色々検討した結果、

伝えたいことを2つに纏めることにしました。


①なぜコーチをするか。


近畿大学でコーチをして2年。

コーチ歴としては3年を迎えます。


不思議なご縁で今があります。

OBでない私を快く受け入れてくれた近大関係者の皆様本当にありがとうございます。


さて、

「勝ちより価値」と言う言葉を聞いたことありますか?


「勝ち」と「価値」どっちが大事だろう?


最近やはり強く感じるのは


「勝ち」を求めた先に「価値」がついてくるということ。


(もちろんファールをしてでも勝てという意味ではなく、スポーツマンシップにのっとったうえで。

言い換えると自分の信念に素直に誠実にラクロスをして欲しいということ)

「勝ち」を掴み取るために、

思考し、トライアンドエラーを繰り返す。

その過程で夢中になってラクロスの面白さに気づいたり、組織運営の難しさを知ったりする。

さらには、

立てた目標を達成するために今のリソースで難しいなと気づけたのであれば部外に情報をとりに行く。

限られた時間の中(4年間の中)で成果を出さないといけないことに気づけたのであれば、

優先度を付ける方法を考えたり、自分の強み、弱みを見つけるべく自己理解に時間を割く人も。


カレッジスポーツで学生主体であるラクロスだからこそ、自由度高くのびのびとできる環境があるのではないかと思います。

 

つまり、

みんなに伝えたいことは


ラクロスで学んだことを最大限に活用して、


人生100年時代と言われる長い時間で


「夢」


を妥協せず実現できる存在になって欲しい。


自分自身もラクロスを通じて学んだ一人です。

(まだまだ夢の途中ですが。)


私の座右の銘は

自分の周りの身近な人の

「人生を好転できる存在になる。」

ということ。

そしてコーチをする理由も

自分が与えてもらったからこそ還元したいというのが想いです。


特にひゅーまやしんたろ、DF陣には伝えてましたが各論の話ではなく、「なぜなのか」「どうしたいのか」「どうしたらできるか」を伝えてたつもりです。


結果としてこの1年間中々勝ててないけど、

この先ずっと勝ち続けられるみんなになれるよう入れ替え戦をスタートとして共に進んでいこう。


②勝つための条件


限られた時間の中で最大限力を発揮するにはどうすべきか。


スタートラインが同じラクロスの世界において、4年間という時間は平等に与えられている。


そんな中でどうして差が生まれるのか?


当たり前のことかもしれないがこれを理解しているかどうかで成果は異なる。


今の4回生は残された時間が僅かなので、

3回生以下に届いたら嬉しい。

では、残り数日で今どんな「準備」ができるのか。


力差が大きくない状況の場合勝敗を分けるのは


【準備の差】である。


心の準備、道具の準備、身体の準備、試合で起こりうる場面の準備、得点をとった後のパフォーマンスの準備、点を取られた後どうみんなに声かけるかの準備、絶対一点取らないといけない場面での自分の役割などなど


そして勝った後のみんなの顔を想像して欲しい。


できないことをやれるようになる必要はないが、


「今」自分にできることは必ずやること。


最後ここまで「やらない。」「言わない。」を選択してきたことに対して迫って欲しい。


「想い」がある奴は本当に強いよ。


さて、

この一年間

最も苦しい一年だったんじゃないかな?


どんなにやっても結果に繋がらず、 

本当にこの努力は正しいのか?

仲間のせいにしたくなったり?

もう投げ出したくなったり?

 

一部リーグで一勝もできなかったこと。


言葉に表せないくらい悔しいよな。

LINEでも伝えたけどみんなの悔しさを考え、想像するだけでしんどくなった。


この悔しさがほんとに分かり合えるのもこのメンバーのみ。


この悔しさは一生の財産になる。


1年間の集大成。

最後勝ってこれまでの悔しさを全て晴らそう。


ここまで、

お預けをくらったあとの勝利はどんな気分なんだろ?


勝ちに貪欲に。  

チームのために。

個人のプライドのために。


勝って泣こう!

全員で勝つよ!!

#OVER

#祝勝会したいなあ。

   

                 HC 中村憲人

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